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創業 100 周年

100周年を迎えた2016(平成28)年、当社でも様々な催しが行われました。創業100周年記念誌の製作、100周年ロゴマークおよびスローガンの制定(粉とともに 100 年 粉体技術で世界を変える。英語版はContinuing Innovations for the next 100 years)を行い、また社員とその家族向けにユニバーサル・スタジオ・ジャパン内のステージ33と東京ディズニーランドホテルでパーティを開きました。さらに様々な方面で当社を支えてくださったお客様や協力会社の皆様、そして当社OBの皆様をご招待したパーティー『感謝の集い』を帝国ホテル大阪で開催し、総勢861名の皆様にご出席いただきました。

紅白ワイン

その会場でも配らせていただいた記念品がワインと当社の化粧品のセットでした。ワインは100周年に相応しい赤白のワインでしたが、このワインラベルには様々な方への様々な想いをこめていました。赤ワインのラベルは「感謝」。いままでホソカワミクロンの機械をご購入いただいたお客様への「感謝」、案件を受注した後、お客様に引き渡すまでにご協力いただいた関係会社の方々に対する「感謝」、100周年を迎えられる会社にしていただいた諸先輩方への「感謝」、当社機械の開発、販売、設計、生産に携わった社員の皆様への「感謝」の意を込めました。

千成や

一方、白ワインのラベルには「千成や 蔓(つる)一筋の 瓢(ひさご)かな」と書かれていました。細川永一初代社長が微粉砕機ミクロンミルの権利を売るかどうかを迷っていたときに、お世話になっていた桃谷順天館の専務であり、島津源蔵氏の娘婿でもあった桃谷幹次朗氏から贈られた句です。瓢は、瓢箪のことで、豊臣秀吉が戦場において、己の所在を明示するため馬側や本陣で長柄の先に付けた印であった千成瓢箪(せんなりびょうたん)をモチーフにした句であり、ミクロンミルの技術を一筋の蔓に見立て、そこから沢山の瓢箪、成果を実らせる、という意味のものでした。もし、この句に出会うことが無ければ、当社の 100 周年は無かったかもしれません。