サステナビリティ

社会への貢献

医薬・健康への貢献

健康・医療

高齢化社会における服用しやすい製剤開発において、近年の医薬品は溶けにくいものが増えており、溶解性を向上させることが大きな研究開発テーマになっております。
 

これには当社乾式粒子複合化技術が活用できます。微粉砕した、あるいは複合化処理によって解砕された薬物を、核粒子上にコーティングすることでダマになって溶けないなどの問題を解消し、難溶解性薬物表面に糖を被覆することによって、溶ける量の増加や速度の向上など、「飲みやすいクスリ」を創るために役立つ、当技術の展開を医薬業界にて推し進めております。

食料問題への貢献

世界の人口の増加と中間層の拡大により、世界規模で一人当たりの肉や魚の消費量が増加し続けています。一方、昨今の畜産や養殖は生産物の何倍もの穀物や魚粉によって賄われているため、2025~30年には世界でタンパク質の供給が需要に追いつかなくなると言われています。これは「タンパク質危機」と呼ばれており、SDGsの2番「飢餓をゼロに」を達成するためにも、この問題への対応が必要とされています。

「タンパク質危機」解決のためには、食品廃棄物の再生利用や植物性タンパク質による代替などの取り組みを普及させていくことが求められており、そのままでは利用できないものを粉にする技術や、粉にしたタンパク質を効率良く回収する技術が注目されています。

例えば、加工時に捨てられていた魚介類未利用部分は、栄養価も高く、新たなタンパク源として注目されていますが、可食部分を取り出すことが困難で、かつ水分や油分を多く含んでいるため腐敗しやすいという問題があります。そこで乾燥させ粉砕して粉にすると、栄養を摂取しやすくなり、かつ小麦粉や液体など、多くの材料と容易に混合できるために利用幅が広がります。さらに、当社の乾燥機を使えば、乾燥と粉砕を同時に、一台で実現できるため、各種コストが抑えられるといった多くのメリットがあります。このように、当社の粉体技術はタンパク源の有効利用のために活用されており、世界の食料問題の解決にも貢献しています。