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ドライマイスタ ® DMR-H

概要

湿粉、粘土状、ケーキ状原料の乾燥に適し、スラリーや水溶液の乾燥も可能な適用範囲の広い分級機内蔵型気流式乾燥機である。
一般の気流式乾燥機では、乾燥品粒子径をコントロールすることは困難であり、原料状態が粘土状、ケーキ状の場合は、乾燥むらが発生しやすい。
本機は強力な粉砕・分散機構と分級機を内蔵しているため、製品粒子径や製品水分値の調整が容易で、乾燥むらが生じない。原料は、狭い乾燥室内で強力な分散作用を受けるので、高い熱容量係数がとれ、設備をコンパクトに設計できる。
DMR-Hは、従来機に比較して(1)入口熱風温度を600℃まで可能にし、(2)同一型式で処理能力を40%向上した上、(3)熱効率も格段に増大した。

原理・構造

Fig. 2 構造

竪型円筒状で、下部に粉砕部、中間部にフィード口、上部に分級部を有する。フィード口から供給された原料は、粉砕部に落下し、ロータの回転によって分散・粉砕され、下部から流入する熱風と激しく接触することで効率的に乾燥される。

乾燥粉砕された粒子は、気流によって上部分級部へ運ばれる。微粉は、気流と共に分級羽根を通過して集塵機で回収される。粗粉は、再び本体下部の粉砕部へ落下し、分散・粉砕・乾燥される。製品粒子径は、分級回転速度で決定され、製品水分値は乾燥機出口温度で決定される。

乾燥装置を構成する付帯設備は、熱風発生装置(ガスヒータ、オイルヒータ、スチームヒータ、電気ヒータなど)、原料供給機、集塵機、ブロワを基本とし、ドレンの回収が必要な場合は、コンデンサやスクラーバが追加される。

ガス循環フローも可能であり、省エネルギー目的や排気ガスを極力系外へ放出したくない場合に適用される。ガス循環フローを応用し、過熱水蒸気乾燥システムとして使用することにより製品の高品質化、また省エネ効果(40%)が期待できる。

特長

Fig. 3 分級ロータ例

高い乾燥性能と少ない機内付着

分散ロータを従来より高速回転することで、強力な衝撃力と機内旋回流が発生するため、原料の分散性が良く乾燥効率が高い。このため、ケーシング内壁への未乾燥原料の付着はほとんど発生しない。

ライナへの付着の軽減

ライナを加熱することにより、付着・固着を軽減する。

微粉乾燥製品を製造可能

強力な分散機構と高性能分級機構により、乾燥・粉砕・分級が瞬時に行え、微粉乾燥製品の製造が可能である。

乾燥品の粒子径調整が容易

分級機の回転速度を変更するだけで乾燥品粒子径の調整ができる。

製品水分の調整が容易

製品水分値は、分級機の回転速度による機内滞留量に影響を受けるが、概ね乾燥機出口温度によって決定される。

装置がコンパクト

高速分散により高い熱容量係数がとれ、スプレードライヤの半分以下の設置スペースで設計でき、メンテナンス性にも優れる。

高いエネルギー効率

スプレードライヤやロータリドライヤに比べ、50〜70%の省エネルギーが可能である。

入口温度600℃での乾燥操作にも対応でき、より高いエネルギー効率が得られる。

オプション

粉接部セラミックス仕様ガイドリング

特殊湿粉フィーダなどの周辺機器

用途例

無機物から有機物まで、幅広い産業分野での使用例をTable 1に示した。

Table 1 用途例

Fig. 4 フロー

Fig. 5 ランニングコストの削減

Table 2 仕様

Table 3 乾燥品水分値と出口温度の関係(参考値)

補足

旧モデル(DMR)の英語によるシステム紹介です。

ご質問・ご相談はお気軽にお寄せください