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セーフティブース ® HSB

Fig. 3 ナノリスク対応セーフティブース (プッシュ-プル方式)

Fig. 3 ナノリスク対応セーフティブース (プッシュ-プル方式)

概要

ケミカルハザード物質(危険・有害物質)の飛散が懸念される研究開発、生産工程などにおける粉砕・秤量・小分け・充填・排出・測定・装置保守などの工程において、「作業者保護」と「製品保護(製品への異物・異成分混入防止)」を同時に実現するコンテイメント設備である。また、機能面からダウンフローブースと呼ぶ場合もある。一般的にハザード物質を扱う工程では、局所排気設備による粉塵飛散防止とゴーグルや防塵マスクなどによる作業者保護が行われてきた。しかし、局所排気設備のみでは粉塵飛散を封じ込めることが難しく、周辺の作業者が空気中に飛散した粉塵を吸引して健康を害するリスクがあるため、空気の流れを制御することで粉塵の飛散を抑え、作業者を保護すると同時に周囲への粉塵拡散も防止することが求められる。当装置は、天井部から吹き出す均一な垂直一方向流によって、作業工程で発生した飛散物質を確実に装置下部に押し流し、床面近くにある吸い込み口から回収して装置内部のフィルタで飛散物質をろ過した後、清浄空気のみを再度天井部から吹き出す機構をとる。(ワンパス型は外部へ排気)

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原理・構造

送風機によって送り出された空気は、HEPAフィルタを通って含有塵埃がほとんどない清浄空気となり、天井部の特殊吹き出し口から垂直層流を形成しながら下部へと流れる。この気流は、作業者の呼吸ゾーンにハザード物質が飛散するのを防ぎ、粉体プロセス操作で発生する粉塵を押え付けることで「作業者保護」を実現する。また、清浄空気は異物混入を防ぎ、「製品保護」も実現する。当装置内で発生した粉塵は空気の流れによって装置下部の吸い込み部へ導かれ、フィルタでろ過される(Fig.1)。この時、吸い込み空気と吹き出し空気の量を制御して装置内を陰圧にすることで、装置内の粉塵が外部へ飛散するのを防ぐとともに、間仕切りや扉がなく作業効率の高い開放スペースも実現する。通常、吸い込んだ空気はフィルタでろ過した後、送風機を通って上部吹き出し口へ循環する(循環方式)が、扱う粉体の毒性が強い場合または溶媒などを含む場合は、外部へ排出(全排気方式/ワンパス方式)することも可能である。

Fig.1 セーフティーブース内空気の流れ

特長

■フレキシブルな設計が可能:作業内容に合わせた最適な装置を提供できる。
■ナノリスク対策:ナノサイズ粒子もHEPAフィルタで捕集し、安全な作業空間を提供する(Fig. 2)。
■快適な作業空間を提供:空調システムを組み合わせて作業空間の温湿度を管理できる。
■OEL 1〜数μg/m3以下を実現:グローブポート付スクリーンとの組合せ(Fig. 3)でアイソレータクラスの性能を実現できる。
 (OEL:作業者に対するハザード物質曝露許容限度)
■安全なフィルタ交換:バグインバグアウト形式の選択で粉塵を保持するフィルタに直接触れることなく、安全なフィルタ交換ができる。
■省エネルギー仕様:自動照明、温度管理、風量調整機能の選択により、光熱費が削減できる。

Fig. 2 風速試験

Fig. 3 ナノリスク対応セーフティブース (プッシュ-プル方式)

Fig. 4 グローブポート付セーフティブース

Fig. 5 グローブポート付セーフティブース

Fig. 6 標準的なセーフティブース

Fig. 7 部屋内に設置されたセーフティブースの例

用途例

■ハザード物質の研究開発・ハンドリング工程
■原料・製品などのサンプリング、測定、小分け
■ファイバドラム・フレコン・IBCなどの充填・排出
■粉砕・篩い分け・混合などの粉体プロセス・装置メンテナンス時の粉塵飛散防止
■ナノ粒子のハンドリング工程

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