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3月3日(火)化学工業日報に当社記事が掲載されました

化学工業日報「2020トップインタビュー”展望”」に、社長 細川が登場しました。

<掲載記事の抜粋>

今期(2020年9月期)の第1四半期決算では、足元の受注は好調。
主力の粉体関連事業は、磁性・電池材料、鉱物が伸長し、電子材料向けも回復基調となっている。
また、近年業績を右肩上がりに伸ばしてきたプラスチック薄膜関連事業も、アメリカ向けの販売を中心に高水準に推移している。

新型コロナウィルス感染症は不安材料。
中国向け粉体装置等、納入後に試運転を実施できず売上が上がらないといった懸念事項がある。

本社(大阪府枚方市)にある大阪工場建て替えは、第1期工事が完了した。
現在着工中の第2期工事を経て今年12月に竣工予定。
新工場は、医薬品関連を取り扱う専用区画を設けたり、防音室を完備し、大型の粉体関連機器の試運転を存分に行うこともできる。

当社のIIoT(産業用モノのインターネット)の実用化へ向けた挑戦は現在も続いている。
最終的にはIIoTを駆使し、例えば従業員数が少ない中小規模の顧客に対し、ユーザーの工場に設置されている粉体関連機器などをオンラインで監視し、
異常が生じれば警告するといったサービスを提供できるようにしたい。
実現に向け、研究開発に励むとともに、ユーザーに興味を持ってもらえるよう提案方法も工夫しなければならない。

昨秋、タイ・バンコクに現地法人を設立した。
以前からのマレーシア拠点では、引き続きベトナム、インドネシアといった東南アジアへの販売を行い、
タイ拠点ではタイ国内でのビジネスに特化し、日系ならびに現地の食品や自動車関連メーカーなどに粉体関連機器を提案、拡販していく方針である。

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