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メカノフュージョン® AMS

概要

複数の異なる素材粒子に強い機械エネルギーを加えて、メカノケミカル反応を起こし、新しい特性を持った新素材粒子を創造する装置です。
粒子の組み合わせには無限の可能性があり、幅広い分野での材料高機能化を目的とした粒子設計・粒子加工を実現します。
粒子の形状コントロールや複合化、精度の高い精密混合が可能で、小型機から大容量の生産機までを揃えています。

原理・構造

AMS 構造図

円筒状の混合容器に投入された原料は、遠心力によって容器内壁に固定され、ロータの先端に取り付けられたプレスヘッドによって繰り返し強力な圧縮・せん断の力を与えられることにより、新たな性質をもった機能性粒子に生まれ変わります。

本体ケーシングは、水冷ジャケット構造になっており、弱熱性原料に高いエネルギーを加えても品温の上昇を抑制できるため、機内付着や品質劣化が抑えることができます。

AMS-LAB-GMP(医薬仕様)型

AMS-MINI型

特長

幅広い処理に対応

精密分散、複合化、表面改質、球形化などの幅広い処理ができます。

短時間での処理が可能

粉砕機や混合機をベースにした装置に比べ、短時間で緻密な被覆層を持った複合化粒子を製造できます。

取り扱いが難しい原料に対応

弱熱性、摩耗性、強付着性原料の処理もできます。

雰囲気制御が可能

窒素、アルゴンなどで雰囲気の制御ができます。

複合化例 (シリコン樹脂に酸化物を複合化)

複合化の例

用途例

メカノフュージョンAMSによる多成分系材料処理フロー

  • 二次電池材料の充填性・焼結性の向上
  • トナーの球形化処理、帯電性制御、流動性向上
  • 顔料の発色性改善
  • 触媒の特性、焼結性、耐候性の向上
  • キャリア粒子の表面改質

仕様

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