製品

  1. TOP
  2. 製品
  3. 業種別検索
  4. 合成樹脂、フェノール樹脂

合成樹脂、フェノール樹脂

概要

合成樹脂、フェノール樹脂の製造工程に用いられるホソカワの装置を紹介します。

合成樹脂の粉砕性は、その靭性だけでなく、特に熱的な物性(軟化点など)によって大きく左右されます。特に軟化点が非常に低い樹脂の場合は、粉砕機の選定や粉砕条件の設定が重要です。粉砕機としては、冷却効果が大きなジェットミルや、機内の滞留時間が短い機械式粉砕機を使用します。特にフェノール樹脂、エポキシ樹脂などの合成樹脂の粉砕には、ジェットミルと比較してエネルギー消費量が1/3程度で効率の良い機械式粉砕機を使用します。

内容

ACMパルベライザ ACM-10A

上記のような特性を持った樹脂の微粉砕には、技術的、経済的に適した装置として、ACMパルベライザを用います。 

特長

  • 機内を通過する気流の速度が速いため、機内温度の上昇が抑えられ、機内で付着層が形成されることなく粉砕ができます。特に熱に弱い材料では、冷却エアーを使用することで融着リスクをさらに軽減できます。
  • 粉砕ロータと独立して回転する分級ロータを内蔵するため、製品粒子径の調整が容易(特にトップサイズ)で、シャープな粒子径分布の製品が得られます。
  • 分解が容易で、清掃も簡単なため、原料種類の変更が容易。
  • エネルギー効率が高いため、省エネかつ低コストの運転が可能。

システム

ACMパルベライザ フロー

フェノール樹脂の粉砕

ご質問・ご相談はお気軽にお寄せください