製品

粒子設計

ファカルティ ® F 球形化装置

Fig. 1 ファカルティF-400

Fig. 1 ファカルティF-400

概要

粒子の球形化や見かけ密度の増加による充填量の向上、不要物質の除去による付加価値の向上など各種材料の高機能化に用いられる多機能型粒子設計装置である。
例えば、球形化の場合、従来の方法では、微粉除去を行った製品を熱風や機械的表面処理によって球形化していたため、分級機と表面処理機の2台の装置が必要であった。
独自の分散構造を採用することで、粒子が分散した状態で球形化を行いながら、粗粉と微粉の分離を同時に行えるため、1台の装置で微粉除去と表面処理が可能となり、プロセスを大幅に簡略化できる。
また、既存設備の中に組み込むだけで簡単に品質の向上を図れるため、電池材料、トナー、電子材料、化学材料などの分野で用いられる。

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原理・構造

ハンマの高速回転によって目的に応じたエネルギーを与えることができる分散部と微粉除去を行う強制渦流型の分級部を有し、ケーシング中央側面部に粗粉製品のための排出口を装備する。半バッチ式で運転し、機内に投入した所定量の原料に対し、設定された滞留時間(数十秒程度)で、目的に必要なエネルギーを与えることができる。微粉は分級ロータを通過して捕集機に運ばれ排出される。一定時間衝撃作用を受けた粗粉製品は、ケーシング中央側面部の排出口から取り出される。(Fig. 2)目的に応じたエネルギーの調整は、主に滞留時間の変更によって行い、微粉カット径は、分級ロータの回転速度によって調整できる。また、ジャケットに熱媒・冷媒を流すことで温度制御が可能である。原料供給を供給機、空気の吸引をブロワ、微粉製品の除去を集塵機で行うのが標準のフローである。(Fig. 3)

Fig. 2 構造

Fig. 3 フロー

特長

■多機能
微粉除去、表面処理、球形化、見かけ比重向上、充填率アップ、不要物質分離
■プロセスの簡略化が可能
■運転の調整が容易

用途例

代表的な適用例は、トナーの球形化(微粉除去)と二次電池負極黒鉛の圧密化および添加剤コーティングである。
■トナーの球形化と微粉除去
トナーの球形化は、通常、微粉除去した原料を熱風や機械的表面処理によって行うが、微粉砕したものを原料として微粉除去と同時に球形化することができる。
■黒鉛の見かけ比重増加による充填量アップと電池材料としての高性能化
製品粒子の球形度を向上させて比表面積を減少させることで、かさ密度が向上し、高性能な電池材料が得られる。

Fig. 4 トナー原料→処理品(右)

Fig. 5 天然黒鉛原料(ρ=0.5g/cc)→処理品(右/ρ=0.9g/cc)

仕様

Table 1 仕様

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