投資家の皆様へ

サステナビリティ

ホソカワミクロングループは、経済的かつ優れた技術をもって顧客の多様なニーズに的確に対応してその満足を得るとともに、社会に貢献し、倫理的指針に基づく活動を通じ、自然環境の保護に努め、次世代のための環境保全に取り組むことを経営理念として掲げています。

1.  事業を通じたSDGsへの貢献

事業内容 社会への貢献
二次電池電極材料
太陽光パネル材料
ネオジム磁石
SDGs目標3 すべての人に健康と福祉をSDGs目標7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに
SDGs目標11 住み続けられるまちづくりをSDGs目標13 気候変動に具体的な対策を

カーボンニュートラルに向けて市場が拡大している電動車(HV/PHEV/EV/FCV)に不可欠な二次電池やモーター、シリコン太陽光パネルを製造するために必要な黒鉛るつぼ、特に欧州で普及が進む洋上風力発電機用の永久磁石や蓄電用二次電池などの製造工程に欠かせない原材料の微細化/高機能化技術を提供しています。

積層セラミックコンデンサー原材料
SDGs目標3 すべての人に健康と福祉を

5Gなどの通信関連や、自動運転などの車載技術に用いられるセラミックコンデンサー製造にも粉体技術は不可欠です。

代替肉/昆虫食製造プロセス
SDGs目標2 飢餓をゼロにSDGs目標14 海の豊かさを守ろう
家畜や家禽、魚類に由来するタンパク質に代替する植物由来や昆虫由来のタンパク質製造工程に粉体技術が利用されています。昆虫を乾燥粉末化したものは家畜や養殖魚の餌としても利用可能です。

メンテナンスサービス事業
中古機ビジネス
SDGs目標12 つくる責任 つかう責任
メンテナンスサービス、および中古機販売事業を通じて、当社の機器を長期にわたりご使用いただくことができます。

環境事業
SDGs目標3 すべての人に健康と福祉をSDGs目標9 産業と技術革新の基盤を作ろうSDGs目標11 住み続けられるまちづくりを

当社では1970年代より、大気汚染を防止する集塵機の販売を開始し、自然環境の保護に貢献しています。

粉体塗装
SDGs目標3 すべての人に健康と福祉をSDGs目標11 住み続けられるまちづくりを

有機溶剤を使わず、健康/環境にも優しい粉体塗装を事業化しています。また、当社製品の一部にも粉体塗装を導入しています。

リサイクル事業
SDGs目標2 飢餓をゼロにSDGs目標9 産業と技術革新の基盤を作ろう

PETボトル、プラスチックフィルム、さらにはケーブルリサイクルなどを通じて資源再利用に貢献しています。また、おからや焼酎粕など、従来は産業廃棄物として処理されていたものも健康補助食品などへの利用を可能にします。

2.  事業運営におけるSDGsへの取組み

工場の屋上に設置された太陽光発電システム
SDGs目標7 エネルギーをみんなに そしてクリーンにSDGs目標9 産業と技術革新の基盤を作ろう
日本の本社工場の屋根には、太陽光パネル 1680 枚(1 枚当たり 275W、計 462kW)を設置し、発電された電力は工場およびテストセンターで使用しています。 ホソカワミクロン本社工場屋上
ドイツのグループ会社、ホソカワアルピネでは、太陽光パネルの面積4,574m2で、ピーク出力490kWのシステムを導入しています。 ホソカワアルピネの工場
省エネルギーと環境対策の両立
SDGs目標3 すべての人に健康と福祉を
日本の本社工場の屋根は遮熱効果を目的に2重構造とし、一部には屋上緑化を施しています。
ホソカワミクロン本社工場屋上
日本の本社工場では、塗装工程から発生する溶剤を吸着する活性炭装置やバフ研磨の粉塵を自社の集塵機で捕集し、工場外へ排出しないようにしています。
また試運転室にも防音設備に加えて空調を完備、作業者の環境改善を図っています。
 ホソカワミクロン本社工場防音室
ドイツのグループ会社、ホソカワアルピネでは、工場の建物内でLEDランプを使用し、オフィスビル内のすべてのハロゲン電球を交換しました。これにより電力消費量を削減し、労働条件を改善しています。
また再生可能エネルギー源(水力発電)からのみ電力を購入しています。
 ホソカワアルピネ社空撮写真
有機溶剤を使用しない塗装システム販売
SDGs目標3 すべての人に健康と福祉をSDGs目標11 住み続けられるまちづくりを
ドイツのJ.Wagner GmbHと、粉体塗装装置販売の合弁会社(ホソカワミクロンワグナー株式会社)を1996年に設立しました。液体の塗料とは異なり、噴きつけ塗装で対象物に当たらなかった塗料を回収して、ムダなく再利用できるという特徴もあります。 ワグナー社のロゴホソカワミクロンワグナーのロゴ
有機溶剤を使用しない塗装方法の採用
SDGs目標3 すべての人に健康と福祉をSDGs目標11 住み続けられるまちづくりを
粒子画像解析装置、パーシェアナライザ(PAS)では、粉体塗装を採用しました。主に測定機を対象として、粉体塗装の採用を広める予定です。 粉体塗装の様子パーシェアナライザ
大気汚染防止法への貢献
SDGs目標11 住み続けられるまちづくりを
1970年に、ばいじんの規制が日本全国で施行され、ごみ焼却場や工場の排気は、ろ過して、清浄な空気にして排出することが求められました。当社はこの法律の改正よりも前に、Pulverizing Machiner Co.とクロスライセンス契約を締結し、筒状のフィルタの外側でばいじんを捕集し、圧縮空気により定期的に払い落とす集塵機を導入していました。
この装置を大気汚染防止のために設置すると、高い集塵効果と共に、従来の装置よりもフィルタ交換のために集塵機を停止させる回数が激減し、生産効率の向上や保守作業の時間を削減することができます。
パルスジェットコレクタの例
ダイオキシン対策
SDGs目標3 すべての人に健康と福祉をSDGs目標11 住み続けられるまちづくりを
プラスチック、塩ビ、ゴムなどを安心して焼却処理するためには、飛灰に含まれるダイオキシンをできる限り排出しないようにすることが必要です。そのため当社では厚生省の構造・維持管理基準に準じた焼却設備ダイナックスシステムを開発・販売しました。ダイオキシンの排出量を0.1ng-TEQ/m3N(*)以下に抑制することができます。最新の連続大型炉に匹敵するダイオキシン抑制能力を持つ設備であり、様々なお客様にご採用いただきました。

(*)
ng:nano gram、ナノグラム。1ngは1,000,000,000分の1gです。
TEQ:Toxicity Equivalency Quantity,毒性等量
ダイオキシン類には複数の物質が混在しています。そこで最も毒性が強い物質を基準として
、他の物質の毒性を評価し、すべてのダイオキシン類を足し合わせた数値をTEQとして表します。
m3N:工業的にはNm3として表記されることが多い単位であり、NはNormalの略です。Normalとは化学でいう標準状態(0℃、1気圧)であり、この状態になっているときの体積です。
ダイナックスシステム
モーダルシフトによるCO2の削減
SDGs目標7 エネルギーをみんなに そしてクリーンにSDGs目標9 産業と技術革新の基盤を作ろう
ホソカワアルピネ社が位置するドイツ アウクスブルクの貨物物流センター内に建設されたロジスティックセンターでは、鉄道流通に適した立地を生かし、製品の輸送方法をトラックだけでなく、鉄道も利用できるようになりました。これにより年間約640トンのCO2 排出量の削減が可能となります。 ホソカワアルピネのロジステックセンター内部
マイクロプラスチックを使用しない化粧品・育毛剤
SDGs目標14 海の豊かさを守ろう
当社が開発、グループ会社であるホソカワミクロン化粧品株式会社が販売している化粧品や育毛剤は、PLGA(乳酸・グリコール酸の共重合体)の活用をキーテクノロジーとしています。この材料は生体内分解・吸収性(生体適合性)を持つ安全性の高い基剤であり、化粧品で多用されてきたマイクロプラスチックの海洋投棄(汚染)の問題のない、環境にやさしい加水分解性材料です。  ホソカワミクロン化粧品の商品
モノマテリアル化への対応による循環型経済への寄与
SDGs目標9 産業と技術革新の基盤を作ろうSDGs目標12 つくる責任 つかう責任
食品や洗剤の容器などに広く使われているプラスチックフィルムですが、異なる種類のプラスチックを一体化させているためリサイクルが困難という問題があります。そこで一種類のプラスチックを、様々な技術を活用して異なる特性を持つフィルムを作り出し、それらを一体化させるモノマテリアル化が欧米で進んでいます。
また生分解性のフィルムへの転換も進みつつあります。ホソカワアルピネでは、それらのフィルムや最終製品を製造するメーカと共同してビジネスを進めています。
 モノマテリアルフィルム製のスタンドパウチ
生活の質(Quality of Life)向上への寄与
SDGs目標3 すべての人に健康と福祉を
当社の粒子設計装置は数μmから300μm程度までの粒子に、別の超微粒子を乾式で被覆することができます。この技術を使うと、医薬品ではコーティングで苦みを抑える(治療における苦痛の低減)、あるいは溶け方を制御する、錠剤の固さを制御する、といったことが可能になり、QoLの向上に寄与しています。
またそうして加工された粉体の取り扱いに大きく影響する粉の流れやすさや、水の浸透性を測定する機器も開発・販売しています。
ノビルタ

粒子設計装置ノビルタ

パウダテスタ

粉の流れやすさを測定するパウダテスタ

ペネトアナライザ

ぬれやすさを測定するペネトアナライザ

3.  お客様の省エネルギーを支援

環境への影響を最小限に抑えるために、私たちの製品はエネルギー消費の低減に貢献します。これは何よりもお客様にメリットをもたらします。特に粉砕機や乾燥機は、非常に大きなエネルギーを消費する装置であり、わずかでも改善できれば、お客様の省エネルギーに大きく貢献し、環境に対して優しいシステムを構築していただくことができます。

エネルギー効率の高い微粉砕機(10~50μm程度)の開発SDGs目標9 産業と技術革新の基盤を作ろう 当社では2005年頃から、優秀賞エネルギー機器 日本機械工業連合会会長賞粉体装置の高効率化による省エネ化システムの開発を始めておりますが、なかでも微粉砕機グラシスは優秀省エネルギー機器として日本機械工業 連合会会長賞を受賞しています。 プリンタや複写機に使われているトナーや、お菓子などに使われている粉末茶の製造にご利用いただいてます。 微粉砕機GC
衝撃型分級機内蔵微粉砕機ACMパルベライザ(ACM-H)では、粉砕ロータの高速化と構造最適化により、製品能力を従来の1.5~2倍向上させることに成功しました。これにより消費エネルギーとしては3~5割程度の削減が可能であり、地球環境負荷の軽減や運転コストの低減に貢献します。 化学薬品や食品など、非常に多くの原料を粉砕するために使われていますが、最近ではリチウムイオン電池や電子部品の材料であるセラミックスの粉砕にも使われています。  微粉砕機ACM-H
エネルギー効率の高い超微粉砕機(サブミクロン~数μm程度)の開発SDGs目標9 産業と技術革新の基盤を作ろう 電子材料や触媒などに使われる金属酸化物は、出来る限り細かく粉砕することが必要です。しかし衝撃式粉砕機やジェットミルでサブミクロン領域の製品を得るには莫大な粉砕エネルギーが必要となってしまいます。一方、ボールミルに代表される媒体攪拌型の粉砕機は省エネルギーでサブミクロン領域の粉砕が可能ですが、得られる製品の粒子径分布が広く、大きな粒子を取り除く必要があります。これらの問題を解決するため、媒体攪拌型の粉砕機に高性能分級機を内蔵することで、サブミクロン領域の微粒子を連続的に生産することを可能にしたプルビス(PV)を開発、販売しています。 超微粉砕機PV
エネルギー効率の高い乾燥機の開発SDGs目標9 産業と技術革新の基盤を作ろう 水などの液体を含んだ無機物粉体や、おからなどの食品粉体を乾燥させて粉体にする直接加熱型気流式乾燥機ドライマイスタ(DMR-H)は、入口温度600℃での乾燥操作にも対応でき、一般的に広く使われているスプレードライヤやロータリドライヤに比べ、50〜70%の省エネルギーが可能です。 乾燥機DMR-H
IIoTの活用による最適運転の実現に向けた取り組み
SDGs目標9 産業と技術革新の基盤を作ろうSDGs目標13 気候変動に具体的な対策を
HOSOKAWA GEN4(R) RMによる粉体処理システムの運転データの保存・蓄積・リモートモニタリングを実現する環境を提供しています。 更には、蓄積されたビックデータを解析し、粉体処理システムの最適運転を実現するための研究開発を続けています。
生産効率を上げて装置の消費電力を抑え、また、原材料のムダを出さないなどのエネルギー削減に貢献します。
HOSOKAWA GEN4のロゴ

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