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ACMパルベライザ ® 衝撃型分級機内蔵微粉砕機

Fig.  ACMパルベライザ ACM-15F

Fig. ACMパルベライザ ACM-15F

概要

分級機を内蔵した衝撃型微粉砕機で、世界中で数多く使用されており、国内でも2千5百台におよぶ納入実績を持つ。高い粉砕性能と分級機の回転速度の変更で容易に目的の粒子径の製品を得ることができる長所があり、広範囲の原料の微粉砕に用いられる。製品の平均粒子径が10μmから100μmに適したACM-A型と数十μm以下に適した高速型(周速130m/s)のACM-H型、コンタミレス対策などのために耐摩耗型で粉接部セラミック仕様のACM-HC型、初期コストを抑えた粉接部セラミックス仕様のACM-BC型があり、目的に応じて使い分ける。

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原理・構造

構造をFig.1に示す。供給口から機内に送り込まれた原料は、粉砕ロータで効率的に粉砕される。その後、循環気流に乗って分級部へ送られた原料あるいは粉砕物は、分級作用を受け、微粉は分級ロータ内側へ吸引されて製品として排出される。また、遠心力を受けやすい粗い粒子は、カイドリング内側を通って粉砕部へ戻り、ハンマとライナによる強い衝撃作用で再粉砕される機内閉回路粉砕方式をとる。

Fig. 1 ACMパルベライザ内部構造図

気流式分級機を内蔵するため、Fig.2に示すように分級微粉は気流に乗ってサイクロンや集塵機で製品として回収される。爆発防止や拡散防止あるいは品質保持などを目的とした不活性ガス循環システムフロー(Fig. 3)の納入実績も多い。

Fig. 2 ACMパルベライザ標準フロー

Fig. 3 ACMガス循環回路フロー

動画による説明(英語)は以下をクリック。

特長

■分級ロータの回転速度の変更や風量の調節により、粒子径調整を容易に行えるため、運転しながら粒子径の調整や変更を行うことができる。
■動力当たりの処理風量が大きく、品温上昇が抑えられるため、弱熱性物質の粉砕が可能である。
■機種が豊富な上、粉砕および分級部の部品選択のバリエーションが広い。

1)ACM-A

ACMの標準機であり、納入台数が多く、汎用性が高い。オプションも豊富である。H型に比べて単位動力当たりの風量が大きく、品温の上昇が小さい(Fig. 4参照)。

Fig. 4 ACMパルベライザ ACM-10A

2)ACM-H

より細かな製品粒子径が要求される場合や、容易に分解できる構造により洗浄機会が多い場合に適する(Figs. 5、6参照)。また、ケーシングが二重構造のため、ACM-A型と比較し、高周波数域での騒音が少ない(Fig. 7参照)。

Fig. 5 ACMパルベライザ ACM-15H分解写真

Fig. 6 ACMパルベライザ ACM-15H(駆動部を架台に収納)

Fig. 7 ACM-H構造(二重構造で低騒音

3)ACM-2EC

分解・清掃性が高く、コンパクトな装置構成であり、省スペースでの設置が可能である。また、分級部はギャップリンシングエア方式を採用し、トビが少ない分級が可能である。少量多品種生産に適する(Fig. 8参照)。

Fig. 8 ACMパルベライザ ACM-2EC

4)ACM-HC

ACM-Hタイプの粉接部をセラミックス仕様とし、耐摩耗・金属コンタミレスを実現した機種である。電池材料・電子材料などの金属コンタミを嫌う微粉砕に最適である。

Fig. 9 ACMパルベライザ ACM-15HC

5)ACM-BC

金属コンタミレスが要求される分野の微粉砕・解砕に適している。

二次電池正極材を微粉砕・解砕するなどのような、金属コンタミレスが要求される分野を対象に開発したオールセラミックス仕様の微粉砕機である。

粉砕部、分級部のセラミックス部品の構造が徹底的にシンプル化されており、高い信頼性と大幅なイニシャルコスト低減を両立させている。

Fig. 10 ACMパルベライザ ACM-15BC

(6) ACM-F

従来のACMシリーズの粉砕部、分級部、内部循環構造などを見直し、粉砕性能向上とランニングコストの削減を両立させた。
さらに、低風量運転を可能としたことで、粉砕設備の設置高さ・占有体積が減少した。

Fig. 11 ACMパルベライザ ACM-15F

ACMシリーズの豊富なオプション

粉砕部品オプション、分級部品オプションが充実しているため、より広範囲な粉砕製品を得ることが可能である。附着対策や摩耗対策もオプションより選択できる。

a)粉砕ハンマオプション

■縦溝ハンマ
衝撃粉砕だけではなく、効果的にせん断粉砕と渦流による摩砕も取り入れることで、繊維質原料や数十μm以下の粉砕域に効果を発揮する。
■バーハンマ
機械強度に優れ、摩耗対策も施しやすく、大型機種にも対応可能で汎用性が高い(Fig. 9参照)。
■ピンディスクロータ
微粉の発生を防ぎ、圧力損失や騒音も抑えることができる。100μm前後の製品に効率的である(Fig. 10参照)。

Fig. 12 バーハンマ

Fig. 13 ピンディスクロータ

b)ライナ

■三角溝ライナ
せん断力が強く、繊維質原料などの破砕に適する。

■溝ライナ
標準装備品。粉砕性に優れ、汎用性が高い。

■スムースライナ
微粉の発生が少なく、付着対策、摩耗対策に適する。

Fig. 14 長ブレード分級ロータ

c)分級ロータ

■長ブレードロータ
標準のアルミ合金製高速回転タイプは、10μm以下の粉砕に適する(Fig. 12参照)
■短ブレードロータ
長ブレードロータに比べてブレードの高さが低く、面積の小さな分級ロータであり、粗めの分級に適する。分級性能が高く、天板やガイドリングなどへの付着が軽減することも多い。

その他ガイドリングやデフレクタリングなどにもオプションがある。

用途例

Table 1に用途例を示した。

Table 1-1 用途例

Table 1-2 用途例

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仕様

Fig. 13に外形寸法、Table 2に仕様を示した。標準機以外に最大粉砕動力が250kWまで納入実績がある。

Fig. 15 ACM外形図

Table 2 仕様

Table 3 ACM-BC仕様

Table 4 ACM-F仕様

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