原理・構造

フィルタ交換は、交換用バッグに入れた新フィルタをクリーン側から内部に挿入し、旧フィルタを押出す方法（プッシュ-プッシュ方式）で行うことができます。

旧フィルタは、あらかじめ取り付けたビニールバッグに押し出して回収できます。

交換作業はフィルタ挿入口、取出し口をビニールバッグで密閉した状態で行うため、集塵機内部の粉体の飛散を高レベルで防止します。
フィルタ挿入はクリーン側から行うため、バッグの不慮の破損に対しても、粉体の飛散を最小限に抑えることができます。

特長

高い作業安全性

プッシュ-プッシュ方式のバグイン・バグアウトにより、フィルタ交換時のダスト側での作業回数を類型機の半分に減らし、ばく露の危険性を従来よりも小さくすることができます。
回収ダストの取り出しも、安全に袋取りできるチューブフィル方式により作業者の安全性を確保しています。

WIP（Wet In Place）洗浄

安全性を増すため、装置内にスプレーノズルを設置し、フィルタを濡らして（WIP処理）発塵しないようにできます。さらに洗浄も可能です。（オプション）

高い集塵効率

ろ過面積の大きいプリーツ型カートリッジフィルタを使用する ため、高い集塵性能を発揮します。

ヒートカッター

新開発の専用カッタによってビニールバッグ断面を確実にシールし、粉体の飛散を防止します。（オプション）

フィルタ交換方法

フィルタ

ヒートカッターによるバッグの溶断

用途例

仕様

標準必要空気量に関して(1)ヘッダ内初期圧は0.5MPa　(2)各バルブ作動は120秒/サイクル　(3) 標準エレメント長さ：800mm