製品

造粒

アグロマスタ(R) AGM-SD 流動層式造粒機

Fig. 1 アグロマスタ AGM-35SD

Fig. 1 アグロマスタ AGM-35SD

概要

液体原料から顆粒製品を製造する場合は、噴霧乾燥機で生成された粒子を押出造粒機を用いて円柱状造粒物に調整し、転動式球形化と乾燥の両処理を経て球状造粒品とするのが一般的であった。

本機は、1台で液体原料から直接、球形状顆粒を得ることが出来る流動層造粒装置である。

また、本機で作成した顆粒製品は、従来の流動層造粒方式のものと比較して、美観性の高い球形状の重質(かさ密度で0.6〜0.8g/ml)な製品になることを大きな特長とする。顆粒の平均粒子径は数10〜3000μm程度の範囲で調製が可能である。

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原理・構造

転動造粒用の回転円盤などの機械的可動部や流動層コーティング装置で用いるドライチャンバなどの内挿部品を必要としない極めてシンプルな構造である。
液体原料は熱風を流動層内へ下部に設けられた2流体式スプレーノズルから流動層上方に向かって噴霧供給される。
このスプレーノズルの外周には、ジャケットが設けられており、液体原料の加熱供給や冷却供給が可能である。熱風温度に影響されないため多種多様な液体原料(溶液、スラリー)を扱うことができる。

液体原料の顆粒化メカニズム(医薬品水系スラリーからのコーティング用核粒子の調製例)
1)噴霧供給された液体原料のスプレーミストは10μm程度と極めて微小であるため、液体原料は流動層を上昇していく過程で瞬間的に固化され、微粒子となって流動層上部のフィルターバッグに捕集される。
2)フィルタバッグ部ではパルスジェット逆洗方式によって、間欠的に微粒子を流動層下部のスプレーゾーンへ払い落とす。流動層下部に分散し落下してきた微粒子は液体原料に触れて、凝集しつつ顆粒に成長する。同時に大きく成長した顆粒には、液体原料が顆粒表面に直接付着し、乾燥・固化される「レイヤリング造粒」が生じる。これら、凝縮造粒とレイヤリング造粒が継続し顆粒の流動層が形成される。
3)この後、供給された液体原料は、ほぼ全てが顆粒表面に付着展延後、析出して乾燥するレイヤリング造粒が更に進行するため、顆粒の球形化と重質化が一層促進される。更に別の機能を持った液体原料を供給することで、顆粒の高機能化を容易に実現できる。

Fig. 2 SD型流動機構

特長

■液体原料を1機種で顆粒化できる
・噴霧造粒法と流動層造粒法を複合化した液体原料の新しい顆粒化技術を提供する。
・液体原料から顆粒を製造する従来プロセスに比較して、設備コスト(イニシャル、ランニング、メンテナンス)の大幅な低減が可能。
・従来のスプレードライヤ+造粒機+顆粒球形化機+仕上げ乾燥機のプロセスより設置面積を削減できる。
■顆粒製品の高付加価値化を実現する
・顆粒の球形・重質化や顆粒のコーティング処理による新しい機能性の付与など、目的に応じたさまざまな粒子設計が可能。
・レイヤリング造粒機構により、輸送・包装コストの大幅な削減が可能となる重質な球形状顆粒製品が製造できる。
■バッチ、連続運転の両方に対応可能
バッチ運転による多品種少量生産から、半連続運転による大量生産まで対応できる。
■イージークリーニングを実現する
製品の排出性に優れた独自のボトム排出方式の採用により、機内残留品が殆ど生じない。

Fig. 3 顆粒製造プロセス

用途例

Fig. 4 食品添加剤の造粒

Fig. 5 天然色素乾燥用アグロマスタ

Table 1 用途例

Fig. 6 アグロマスタ AGM-SD型

仕様

Table 2 仕様

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