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【乳化機】ディスパミル ® D

【乳化機】ディスパミル ® D

概要

本機はシリンダと微小間隙をもつランナの高速回転によって効率的に原液を乳化均質化する乳化機です。
食品、医薬品、化粧品、染料、顔料、塗料、インキをはじめ、有機や無機の薬品などあらゆる業界に幅広く使用されています。

原理・構造

ディスパミル構造図

小容量ホッパ_※と本体からなり、本体は油浴式の軸受部と分散・乳化部で構成されます。

分散・乳化部の回転軸にはプロペラとランナが取付けられており、プロペラの回転によってホッパ内に充満された原液が混合されます。
そして、円錐形状のランナと同形状のライナの微小間隙を混合された原料が通過する際、直ちに分散・乳化されます。
この微小間隙の調節は、分散･乳化部の調節リングで容易に行うことができ、原料に応じた分散・乳化が可能です。

プロペラ、ランナおよびライナは簡単に分解できるため、運転後の清掃が容易です。
また、液接部面積および機内体積が小さく、滞留する処理物が少なく済むため、多品種少量生産にも適します。

※D-3型はホッパを付属しておりません。